釣れるルアーとアクション【基本編】

外房シーバス 釣り方 釣り方

外房のシーバスとヒラメ釣りで必ず使うルアーの動かし方を季節のベイトパターンやポイントに合わせてご紹介します!

同じルアーでも動かし方で様々なシチュエーションに使う事ができます。

自分の好きなルアーでたくさん試してみましょう!

アクションの引き出しが増えると釣れる可能性が格段に上がります!  


まずは タダ巻き

シーバス釣りでも基本の動かし方は【タダ巻き】です。

本当にタダ巻くだけなのですが実はとても奥が深く時間帯ポイントその時のベイトに合わせてリトリーブスピードを変えたり、レンジを変えたりしながら探っていきます!


タダ巻きのリトリーブスピード       

  • 【 ノーマル 】  1秒にハンドル1回転
  • 【 ファースト 】 1秒にハンドル2回転
  • 【 スロー 】   2秒に1回転
  • 【 デッドスロー 】スローよりゆっくり

シーズンやポイントを問わず、基本的に【昼は早め】【夜は遅めに】巻いてみましょう!

明るい時間帯にルアーの動きをチェックしてみると、どのスピードでルアーのアクションが破綻するか?が良くわかります。


ストップ&ゴー

【ストップ&ゴー】は文字通りに巻いて止めるアクションです。

活用方法はタダ巻きで喰わない時に一瞬「ピタッ!」とルアーの動きを止めて喰わせの間を作ります!

【ストップ&ゴー】は河川、河口のシーバス釣りやサーフのヒラメ釣りにおいても良く使いますので必ず覚えておきましょう。

ハンドルを3回巻いて 「ピタッ!」5回巻いて「ピタッ!」 と言う感じでOKです。

メタルジグのstop&goでサーフではヒラメも釣れます!

写真のヒラメは釣り上げた後にイワシを吐き出していました。ストップ&ゴーでボトムから50cmのラインをイメージしながらのノーマルリトリーブで「ゴンッ!」ときました。


ルアーはフローティング(浮く)やサスペンド(その場に留まる)やシンキング(沈む)などのタイプがありますので、ストップした時のルアーの状態をイメージしてみましょう。

タダ巻きで喰わないなあ~と思った時や、サーフなどでボトムを丁寧に探りたい場面でも試してみましょう!ミノーだけではなくシンキングペンシル、バイブレーション、メタルジグなど色々なルアーで使えるアクションです。


トゥイッチ

【トゥイッチ】はロッドを 小刻みに「チョン、チョン、チョン」 と動かすことでルアーも小刻みに動き、シーバスにアピールします!

河川、河口でのシーバス釣りにおいてはドリフト同様に最も覚えたいロッドワークのひとつです。

特に 外房のイナッコパターンには効果絶大です。

シャローアサシン99Fで85cmのランカーシーバス

辺り一面にイナッコが群れていた時に、【 トゥイッチ 】を入れながらのスローリトリーブで下から「ガボっ!」85cmのランカーが出てきくれました!


トゥイッチ】のやり方とポイント

  • 「チョンチョンチョン」と小刻みに早く動かし続ける
  • 「チョン、チョン、ピタっ!」【ストップ&ゴー】と合わせてみる
  • タダ巻きの途中に「チョン」と不規則に入れてみる
  • アピールしたいときに効果絶大!
  • 【トゥイッチ】に不向きなルアーがあるので注意
  • 外房河川、河口域でのデイゲームでもナイトゲームでもOK
細かいトゥイッチのルアーの動き

シャローでも、水深があるオープンエリアでもOK.

ベイトが群れているときや、魚を引き寄せたいときに有効です!

初めは10cm程度の小型ミノーがやりやすいです。


ジャーキング

【 ジャーキング 】はロッドを大きく動かし、ルアーを不規則にスライドさせたり平打ちさせたりするロッドワークです。

シーバスの習性は、素早いベイトを追い掛け回すよりも、弱って捕らえやすいベイトを積極的に捕食する傾向があります。

ジャーキングはシーバスが捕食しやすい瀕死のベイトを演出し、バイトを誘うことができます。またオープンエリアでシーバスを引き寄せる事もできるので是非マスターして下さい!


ジャーキング】のやり方とポイント

  • まずはリップ付のシンキングミノーで練習
  • ロッド角度は水面と平行よりも、下げ気味がやりやすい。
  • ラインスラッグ(糸のたるみ)を作ってから、ロッドを手前に大きく弾きながらリールを巻く
  • ラインスラッグ→ロッドを大きく弾く→リールハンドル1回転→ラインスラッグ・・とテンポ良く
  • 流れがある場合は上流側へキャスト。下流側だとやりづらい
  • アピールが強いので見切られる場合はルアーチェンジしながら
ルアーを上下左右に不規則に飛ばす

慣れてきたら様々なタイプのミノーやバイブレーション、シンキングペンシルでも試してみましょう!濁りがあり、流れの強い河川でチャート系シンキングミノーの軽いジャーキングで爆釣なんて事もありました。


リフト&フォール

【リフト&フォール】はロッドを上下に大きく動かす事でルアーも大きく上下させ、縦のラインを幅広く誘うロッドワークです。

魚は上から落ちてくるものに興味を示す習性があり、特にヒラメには効果大です! 河川ではストラクチャー周りのシーバスにも良く効きます!

テトラポット周りをスピンテールジグのリフト&フォールで!

【リフト&フォール 】で主に使うルアーは、バイブレーション、メタルジグ、ジグヘッドワームなどです。ボトムからリフトUP!→テンションフォールでまたボトムへ という繰り返しで狙っていきます。

リフト&フォール】のやり方とポイント

  • まずはバイブレーションやメタルジグで練習
  • イメージは1m持ち上げて、テンションフォールでゆっくり沈める。
  • リフトUPはバイブレーションのブルブルが手元に伝わる速度でOK
  • ヒラメ狙いはボトムからリフトUP!シーバスは色々なレンジで探る!
  • タダ巻き+リフト&フォールやストップ&ゴーと織り交ぜてもOK
  • フォール中にバイトが出ることが多いので集中しましょう!
大きくリフト、ゆっくりフォールさせる

【フォール】はテンションフォールとフリーフォールを試してみましょう!

活性が低い時や細かく探りたいときはフリーフォールがおすすめです。


ドリフト

【ドリフト】は「河川や海の流れに乗せてルアーをナチュラルに泳がせる」 必ず必要になるテクニックです!特に河川では【ドリフト】なしではオールシーズン釣果を出すことができません!

「流すだけ」と言うと、とても簡単そうに聞こえると思いますが流れの速さ風向きレンジを考慮しシーバスのいる場所へルアーを送り込む必要があり、とても繊細な操作が必要になります!

ナチュラルに流れてくるベイトを演出できれば、大型のシーバスも思わずバイトしてきます!

左からアップクロス・クロス・ダウンクロス

【ドリフト】のやり方とポイント

  • 練習は12cm位のフローティングミノーがおススメです!
  • 重心移動型のルアーは着水後に軽くジャークし、重心を戻してからドリフト
  • 必ず「流れ」と「ルアーの流速」を同調させる!
  • 「糸ふけ」を取るだけのイメージでリトリーブする。
  • 手元にブルブル感じるのは巻きすぎです。
  • ある程度流して手元にルアーの振動を感じたらダウンからターンした合図

河川の橋脚(明暗)へのドリフトは必須項目です!

ドリフトは沢山練習して感覚を覚えることが大事ですので頑張りましょう!


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